子供の暴力が増えている・・

SBSほのぼのワイド「こずえとお茶しませんか」のコーナーでの話題は何でこんなふうに子供たちがなってしまったんだろ?ということでした。

たまたま2月6日(土)浜松で青少年健全育成の講演をやらせていただきましたが、その後のご相談やらご質問やらが、文部科学省の調査と一致するような内容のものが多かったのも頷けます。

尤も、暴力行為に表現されるものはまだいいのかもしれません。うちにこもってしまうこのほうがもしかすると重症なのかもしれないと思っています。なぜなら、直るのに長くかかるからです。この、現れ方が全く違う状態も、根は同じと考えたほうがよさそうです。

 何らかの形で心に困難を抱えてしまっているのでしょう。それに拍車をかけているのがこずえさんもおっしゃっていたメールのやり取りです。とくにまだ日本語がうまく操れない子供たちが言葉だけでやり取りする事に頼る裏側には、これまたいろんな問題を抱えている子供の心があるわけですが、物理的に時間を追われて返信するストレスだけでも大変なものらしいです。ましてや、文字で表現仕切れない部分を誤解しあって、それで悩みこむ子供たちも多いと聞きます。

 そんないらいらも重なっていくし、親のイライラが子供に八つ当たりということによる連鎖したいらいらも又積もっていきます。イライラを解消するすべを知らない子供たちが暴れるのも分からないでもないですよね。

 私はアメリカはカリフォルニアのバレービュー小学校に勤務したことがあるのですが、すでにそういうことは起こっていて、中学校にはスクールポリスがいました。また小学校、中学校の子供たちのための、感情をコントロールする講座というプログラムが設定されている訓練校というのでしょうか、そういうのがありました。確か大人のプログラムもあったと思うのですが、なるほど!と感心して
こずえとお茶しませんか
、興味深く見せてもらったことを思い出しました。

 どんなことをやっていたのか、思い出すままにラジオで話をしたのですが、終わるとすぐにお叱りのお電話をいただきました。もっとゆっくり話せとのこと。申し訳ございません。茶飲み話ですので、ついついいつもの口調で話してしまいましたが興味を持っていただいたと解釈して、このつぎ、来週の木曜日ですが、ゆっくり話をするように努力いたします。

聞いてくださいましてありがとうございました。