青少年の健全育成
2月6日浜松で「青少年健全育成のウラワザ」という演題をいただき講演しました。裏も表もないのですが、主催者は私の静岡市での講演を聴いてくださって、そのように感じたとのこと。ありがたい感想をいただきましたので、遠慮なく話させていただきました。
今までもたびたび講演をするごとに経験してきたことですが、講演が終わった後の質問が多いのです。それもなかなか深刻な事情を抱えていらっしゃる親御さんが多く、公開の場での質問は出来ないとおっしゃって、終わってから並んでくださいます。
今回もその場ではとても対応できず、お電話やメール、お手紙をいただきました。子育て孫育て、嫁と姑の問題等々なかなか「はい、これはこうです」というわけには行かないご相談ばかりです。
そんな中で多いのが、子供の不登校がちな状態や、こもってしまった青年、職を持たずにぶらぶらしているパラサイトシングルでした。
発達障害と思われるお子さんで悩んでおられる親御さん、意外なのが会社の幹部の方や上席の方のご相談でした。私なりの思いを述べさせていただいていますが、こうして御自分の思いを吐露してくださることが大事かと思います。
県議会議員時代に心がけたことは、お一人が声に出されたことは必ず同じ思いを持っておられる方がその背後に10人はいらっしゃると考え、一つの吐露、苦情、意見もないがしろにはしないということでした。
今回の講演への反響を考えると切なくなります。どんなにご心配なことかと・・・。
先日の婚活放送(SBS 中村こずえのスマイル フォー ユウ こずえとお茶しませんか のコーナー)に寄せてくださった親御さんの思いも「そうですよね!!」と相槌をついつい打ってしまうような胸の痛くなることばかりです。
ご本人よりも親御さんからの反応が3倍弱もあったというのも、講演にお寄せいただいた親御さんと同じで、その背後にはこうして形として表わすことこそしないけれど、同じ思いを持つ方が沢山いらっしゃるのだろうと想像しています。
今までなんとなく、しゃべりたい放題しゃべっていたのですが、そして多分これからもマイクを前にするとしゃべりたい放題になってしまうのですが、こういう思いを持っていらっしゃる方々がたくさん聞いてくださっていることを心して、大事に真剣に本気で話をさせていただきます。
なお、青少年の健全育成については2月27日(土)の午後、裾野市でも話をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。